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NBLについて考える ⑦今後の発展 [バスケ]

NBLについて考える⑧ 今後のNBL

前回までの記事はこちら
NBLについて考える ①bj JBLとの違い=活動理念をみる
NBLについて考える ②参加チーム 
NBLについて考える ③サラリーキャップ1
NBLについて考える ④サラリーキャップ2
NBLについて考える ⑤現場(選手)から見た、「JBLとNBL」の違いについて 
についてみてきました。
NBLについて考える ⑥bjからの参入千葉ジェッツ
今回はNBLが今後どのように発展していくかについて考えていきます。

まず、日本のバスケットボール界は2015年を目安に、新リーグPリーグを設立予定です。これはおそらくプレミアのPなのでしょうが、現在は仮称です。
そのリーグは最先端リーグということです。

NBLは前出の通りプロリーグとしての発足は断念したが、これを「ステップ1」として、「ステップ2」としては2015年を目途に最上位リーグ「Pリーグ(仮称)」を設置しプロリーグ化の検討を続ける。Pリーグ設置を前提に改めてbjリーグとの統合も協議する。
Pリーグについては以下の検討がなされている。
•独立分社の義務化
•企業名の是非
•ドラフト制度の導入
•オンザコートの見直し(身長制限導入など)
将来的にはJBA組織の機構改革も施し、3部制の下に実業団・クラブ・教員も含めた地域リーグを置く「階層型リーグ構造」を理想としている
(NBL オフィシャルサイトより)

要するにプロ化を図って、J1、J2、J3のような形を作りたいということなのでしょう。そして、bjリーグと統合される。是非そういうリーグをみたいですね。
それには様々な弊害がありますが、それに触れるのは次回にします。

そして、今回は、来シーズンのリーグ参戦チームなどについてまとめます。

今シーズンは今までの記事で何度も書いてきたように
イースタンカンファレンス(EAST):
  北海道、リンク栃木、千葉、日立東京、トヨタ東京、東芝神奈川
 ウエスタンカンファレンス(WEST):
  つくば、アイシン三河、三菱電機名古屋、和歌山、兵庫、熊本
となりました。

来季はこれに加えて、広島ドラゴンズが参入します。

ウエスタンカンファレンス(WEST)は7チームを予定しているようですが、もしかすると、経営難のチームが出てくるかもしれませんね。
それについても次回の記事で書きたいと思います。
次回は最終回
NBL 観客動員数についてです。

NBLについて考える ①bj JBLとの違い=活動理念をみる
NBLについて考える ②参加チーム 
NBLについて考える ③サラリーキャップ1
NBLについて考える ④サラリーキャップ2
NBLについて考える ⑤現場(選手)から見た、「JBLとNBL」の違いについて 
についてみてきました。
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タグ:NBL NBL 今後
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NBLを考える ⑥bjからの参入 千葉ジェッツ [バスケ]

NBLを考える6回目はbjからの参入チーム千葉ジェッツについてです。
前回までは

NBLについて考える ①bj JBLとの違い=活動理念をみる
NBLについて考える ②参加チーム 
NBLについて考える ③サラリーキャップ1
NBLについて考える ④サラリーキャップ2
NBLについて考える ⑤現場(選手)から見た、「JBLとNBL」の違いについて 
についてみてきました。
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ここまでの回でも何度かふれたように、NBLはもともとJBLとbjの統合という目的が大きかったのですが、結局統合は行われず、千葉ジェッツのみの参入が決定した、

これは、④にも書いたように、JBLとNBLの規模が違うということも大きな要因です。全体的に、JBLに所属しているチームのほうがお金がある。bj側のチームからしたら、わざわざ、勝算のないところに飛び込んでいく必要もありませんよね。そこで千葉以外のチームがbjに残った。具体的な額については④に書いたので見てください。

ではなぜ、千葉は参入を決めたのか?
一つは、千葉の島田社長が将来のバスケ界を考えての行動だった。というのは、今回一チームもNBLに参入しなければ、今後も統合が不可能になると考えてたいうことです。バスケ界の統合の楔(くさび)にならんと島田社長はNBL参戦を決めたという。

ただ、経営的な問題はロマンだけでは解決できない。実際選手に倍以上のサラリーをかけるチームとどのように戦うのか。サラリーキャップ1億5千万のNBL、JBL時代は2億を超えていたサラリーキャップだったので、旧JBLチーム、特にお金のある企業チームはキャップギリギリのサラリーを使うだろう(詳しくは④回の記事を参照
一方bjは7千万弱、全額を使っているチームは少ないと聞くので、経営はそこまで上手くいっているというわけではなさそうですね。NBLに参入したからと言っていきなり、収入が増えるわけではない。また、bjでもプレイオフに行った千葉。負け続けて、客の減少なんてことにもなりかねない決断のようにも見えますが、どのように選手のサラリーを上げるつもりなのでしょうか。また、バスケにおいて、経営に置いて勝算はあるのでしょうか。

その答えは、千葉という県の特性にあると思います。千葉は東京に近いですよね。そこがカギです
首都圏に近い千葉の特性をまとめます
①地域密着が難しい
というのはプロスポーツが多いため、他のスポーツのプロやエンターテイメントが多のですね。どちらかと言うと、強いチームを作って、全体にファンを増やすのが良いというイメージですね。

②bjの中での千葉
bjは全国各地にチームが多く、カンファレンスを2つに分けているものの、遠征費は凄くかかります。とくに、東カンファレンス中でも、金曜につき土日試合の2泊3日の遠征になる。選手スタッフあわせて14人程度。1遠征、1泊5千で宿泊費で14万、食費はだいたい遠征につき5千円程度支給されるのが相場なので7万円、また、プラス交通費がかかる。交通費は、飛行機を使うときもあります。だいたい、スポンサーの関係で使える会社が決まっていて、往復で一人6万程度かかってしまうのです。九州や沖縄では、交通費で90万弱。1回の遠征で総額は100万を超えるのですね。
これが12回遠征でかかる。つまり、遠征費がすさまじいのですね。

③NBLの中での千葉
参加チームに関しては②参加チームに詳しく書きましたが以下の通り

レバンガ北海道 (JBLより)
リンク栃木ブレックス (JBLより)
千葉ジェッツ (bjより)
日立サンロッカーズ東京 (JBLより)
トヨタ自動車アルバルク東京 (JBLより)
東芝ブレイブサンダース神奈川 (JBLより)

西
つくばロボッツ (JBL2加盟のデイトリックつくばより参加権譲渡)
アイシンシーホース三河 (JBLより)
三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ名古屋 (JBLより)
和歌山トライアンズ (JBLパナソニックより参加権譲渡)
兵庫ストークス (JBL2より)
熊本ヴォルターズ(新規)

西の遠征は各地1回(2試合)のみ(ホームアウェイで計4試合)、東は1回か2回(ホームアウェイで計6試合)
東内で多額の遠征費がかかるのは北海道だけですね。



そう。
遠征費で大幅の費用削減ができるのです。
その額を選手補強に充てられるのです

選手を元JBLから補強した千葉ジェッツ。また、HCもbjチャンピョンチーム横浜からゲーリーHCを招聘。サラリーが 上がったように見えましたが、これは遠征費削減によるものでしょう。
かといってまだまだ、企業チームには劣るものでしょう。

自分たちの県の立ち位置を見極めて、勇気ある参入を決断した千葉ジェッツ。今年のNBLを盛り上げて欲しいですね。

次回は⑦NBL今後の展望(coming soon)です。
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NBLについて考える ⑤現場(選手)から見た、「JBLとNBL」の違いについて [バスケ]

NBLについて考えるの5回目は、現場(選手)から見たJBLとNBLの違いについてです。
前回までの記事では、NBLの活動理念について、参加チーム、サラリーキャップについてなどをまとめてきました。もし、まだ読まれていない場合は、文末にリンクを張ってあるので、読んでみてください。
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今回は現場、とくに選手目線からみた「JBLとNBL」の違いです。
ここまでも述べてきましたが、NBLは新リーグで、参加チームは12チームになります。そのうちJBLから7チーム、JBLから参戦権譲渡で和歌山が参戦。JBL2から兵庫、参戦権譲渡でつくば、新規で熊本bjから千葉が参入、計12チームでスタートしています。
今回は、JBLに在籍していた選手の目線から、NBLにリーグが変わったことで何が変わるのかについて書いていきたいと思います。

トヨタに在籍する岡田選手は選手目線から「チーム数増加」「試合数増加」「外国人の出場制限ルール変更」「サラリーキャップ制限」が大きな変化だと、自身のブログの中で語っています。(岡田選手のブログより)

私は、これに加え、「審判の組織」もひとつの変化ではないかと思っています。
これらについて解説していきます。

①チーム数の増加
 これによって考えられるのは、今まで強豪チームのサブメンバーが移籍をし、プレーイングタイムを獲得するチャンスができたこと。リーグの質や、全体のレベルが下がりかねないというデメリットも存在するが、チーム数が増えて、選手の選択肢が増えれば、プレーイングタイムをもらえる選手が増える。これによって、より多くの選手にチャンスが生まれます。まだ、開幕2試合のみなので、この効果があったと結論付けるには、時期尚早です。しかし、千葉に移籍した、小野選手はトヨタであまりプレーイングタイムをもらえていなかった選手ですが、千葉での開幕2試合は大活躍でした。また、つくばロボッツの中川選手も同様なことがいえるでしょう。チーム内の評価はあくまでも相対評価。すなわち、プレイングタイムの長さは、コーチが下す相対評価によってきまる。移籍で、チャンスをつかむ選手が増えるのではという期待もあります。

②試合数の増加
 チーム数が増加し、試合数も増えました。同カンファレンス内は6試合、別カンファレンスは4試合行い、計54試合行います。もともと、42試合でしたので、シーズンも1カ月延び、選手への負荷が増加したのは間違いないでしょう。その分成長につながるという見方もできます。一方で、長く労働しているのに、給料の基準は基本的に変わらない。という選手側からの不満もあるかもしれません。むしろ、企業チームに在籍する選手の中には、サラリーキャップの影響で下がったという選手もいるかもしれませんね。

③外国人の出場制限ルール変更
 JBLでは外国籍選手はベンチに2人、全てのクォーターで1人までコートでプレーできるというルールでした。これをオンザコート1と呼びます。NBLではオンザコート1,2の併用です。バスケは10分を4回(クォーター)行います。このうち1,3クォーターは外国籍選手が2人プレーできる(オンザコート2)、そして2,4クォーターはオンザコート2になります。
これは、今後bjリーグとの統合を少し視野に入れているという面もあるかもしれません。(bjはオンザコート2、3の併用)また、オンザコートの数を増やすことにより、バスケのレベルは上がり、外国人特有の当たりあいも激しくなります。バスケの質が上がる。ただ、その分外国人にプレータイムを奪われる日本人は成長の場を減らすことになります。その辺は、すごくルールを決める側もジレンマでしょう。観客としてもエキサイティングな試合も見たいが、日本人の活躍もみたいというのが本音でしょう。

④サラリーキャップ制限
 これは、詳しくは前回の記事に書きましたが、前JBL所属の選手側からすると、サラリーキャップが下がった。これは、いたいですよね。同じレベル、前年より活躍をしていても、ルール変わったんで年俸下げまーす!って言われたら、厳しいですよね。詳しくは前回前々回の記事を参照ください。

⑤審判の組織
 今回NBLでは、審判のレベルを上げるために様々な取り組みをしているようです。例えば、NBL専属の審判団を結成する。講習会を頻繁に行うなどです。この背景には、日本の審判のレベルが低いということがあるでしょう。トヨタのドナルドベッグ氏も、「審判のレベルがプレーに追いついてない」という趣旨の不満を記者に漏らしていたこともあると記憶しています。あまり知られていないことですが、一貫性のあるジャッジをすること、世界の基準にあわせてジャッジすることは、選手側からすると本当にありがたいことです。また、競技レベル向上に対しても大切なことです。NBLが今回、審判レベルの向上について、具体的に対策を行い、明言したことは評価できる要因であると感じています。

以上今回は
現場(選手)から見たJBLとNBLの違いについてでした。

次回は、6回目は「bjからの唯一の参戦チーム千葉ジェッツについて(coming soon)」です
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NBLについて考える ④サラリーキャップ2 [バスケ]

NBLについて考える、第4回の今回はサラリーキャップについての続きです。
まず、NBLって何?bjがバスケのプロじゃないの?JBLはなくなったの?なんでリーグが二つあるの?などの疑問があると思います。NBLを考えていくにあたってこれらのことは考えていかなければいけないことです。
NBLについて考えるでは、これらの事をさまざまな面から考えていきます。
前回までは
①NBLについて考える ①bj JBLとの違い=活動理念をみる
NBLについて考える ②参加チーム
NBLについて考える ③サラリーキャップ1
について考えてきました。
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前回の記事ではサラリーキャップとは何か?それぞれのリーグのサラリーキャップはどの程度か?またそれは役に立っているのかについて見てきました。
前回の記事より、サラリーキャップをまとめると以下のようになります。
NBL:1億5千万
bj:6千8百万
JBL:2億3千万程度(日本国籍2億1千5百万+外国籍一人につき18万ドル)

皆さんはこの数字から何を考えましたか?
私は、以下3つのことを考えました。
①サラリーキャップは選手のためか
②NBL間でのチーム格差
③リーグの統合のためのお金の問題

①サラリーキャップは選手のためか
 まず、サラリーキャップは選手のために存在するか?ということですが、答えはノーでしょう。これに関しては、私自身が説明するよりも、NBLに所属する選手の生の声の方が説得力ありますので、岡田優介選手のブログから引用させていただきます。

当然、サラリーキャップが減れば選手の平均サラリーも減ることになり、選手にとっては不利益な制度です。上限は高いに越したことはありません。競技問わずプロリーグであれば選手会や組合がある為、ストライキ問題になった事例もしばしばあります。バスケ界には選手会も労働組合も無いので、そんな問題になるはずもなく、あっさり決まりました。
(以上岡田選手のブログより)

岡田選手は給料が下がることよりも、選手の意見が反映されないリーグに苦言を呈しているようです。

選手の権利が何一つ主張出来ずに物事が決まっていくリーグでは、子供達の目にバスケ選手が魅力的な職業として映るでしょうか。将来有望な高校生や大学生がプロの道を選ぶでしょうか。(※ここでも、子供達の夢の為にサラリーは支払えないという揚げ足取りがありましたが、「選手の意見が何も反映されないこと」に、魅力を感じるか否か、問いただけです。)
以上岡田選手のブログより

この様に、一方的にリーグが、決めたサラリーキャップは直接的には、選手のためのものにはなっていないということです。
キャップがJBLの2億3千万程度からNBL1億5千万円にさがった。
もともと、JBLのお金があるチーム(企業)に在籍していた選手からしたら、給料が下がった選手もおおいのではと推測します。
戦力均衡、リーグ繁栄が間接的に選手に対して帰ってくるという側面はあるでしょうが、キャップが下がったという実態から、選手にとってはマイナスのルールでしょう。

②NBL間でのチーム格差
 さて、これも前回までの記事に書きましたが、JBLからのチームが7チーム(うち、プロは2チーム)。JBL2から1チーム(プロ)。bjから1チーム(プロ)。参戦権譲渡で2チーム(プロ)のNBL。企業チーム5、プロチーム7の状況です。企業チームは1億5千万というサラリーキャップは足りないと主張していると噂もあります。それは8千万ほどサラリーキャップが下がったのだから当然でしょう。おそらく、企業チームはほぼフルでこのキャップを使っていると推測できますね。逆にプロチームからしたら、この額は大変です。例えば千葉ジェッツ。bjのキャップが6千8百万。千葉は、ある程度bjで安定していたチームでしたが、昨年までは、どれだけ多くてもこの以下の額です。NBLに来て、多くの人気選手が所属するチームとの対戦で、ホームゲームでの集客などは、少し上向くかもしれませんが、NBLに参戦したからと言って、チーム自体の収入が急激に増えるわけではありません。そう考えたら、6千8百万で考えていたところを、急に1億5千万まで使っていいです。といわれてもお金がないのですね。これはイメージでしかないですが、選手の給料の総額はおそらく企業の半分くらいではないでしょうか。他のプロチームも、同じような状況でしょう。つまり、半分の給料の総額で戦うチームがある。これはなかなか、厳しいですよね。企業チームのワンサイドゲームが増えると予想されるのも仕方ないと感じます。


③リーグの統合のためのお金の問題
 以前までの記事で何回か書いてきたようにNBLは当初JBLとbjリーグの統合のための新しいリーグと位置付けられてきましたが、実際bjリーグからは千葉ジェッツのみの参入になりました。この理由として、公には、プロ化がなされていないリーグであるため、参入しないということが言われているようですが、私は本来それとは違う理由だと考えています。
 そう、②でも書いたように、「規模が違いすぎる」「勝算がない」「メリットがない」のですね。NBLに参戦したからと言って、プロチームの収入が増えるわけではない。ということです。まだまだ、bjリーグでサラリーキャップを使いきれるほどの球団はほとんどない。つまり、選手の給料の合計は7千万に満たない。むしろ3千から5千あたりで普通の球団。そのチームが1億5千万で足りないと言っているチームと戦うのです。バスケの繁栄を考えたら、ロマンを考えたら、bjのチームもNBLに参戦したい気持ちはあるかもしれませんが、現実勝負にならないと予想してしまいます。そういう意味では、千葉ジェッツが行ったことは、非常に勇気のいる決断だったのがわかるでしょう。
 リーグ統合には、まだまだ、越えなければいけない規模の問題があります。


次回は、NBLについて考える ④現場から見た、「JBLとNBL」の違いについて(coming soon)書いていきます。
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NBLについて考える ②参加チーム 
NBLについて考える ③サラリーキャップ1
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NBLについて考える ③サラリーキャップ1 [バスケ]

NBLについて考える、第3回の今回はサラリーキャップについて考えていきます。
まず、NBLって何?bjがバスケのプロじゃないの?JBLはなくなったの?なんでリーグが二つあるの?などの疑問があると思います。NBLを考えていくにあたってこれらのことは考えていかなければいけないことです。
NBLについて考えるでは、これらの事をさまざまな面から考えていきます。
前回までは
①NBLについて考える ①bj JBLとの違い=活動理念をみる
NBLについて考える ②参加チーム
について説明してきました。
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今回はサラリーキャップについてです。サラリーキャップって聞きなれない人も多いかもしれませんね。
サラリーキャップ(Salary cap)とは、プロスポーツチームが所属する全ての選手の年俸の総額を毎年一定の上限金額を設けて規定する制度である。スポーツの分野、またはリーグの違いによって詳細は様々である。(ウィキペディアより)
なぜこのような制度が存在するかと言うと、戦力均衡のためです。たとえばAチームは凄い、お金のあるチームだとしたら、Aチームは凄い良い選手をたくさん集められますよね。サラリーキャップがなかったら、強いチームと弱いチームの差が広がってしまう。Aチームが勝ちまくって、いつも勝つチームが決まってしまっては面白くなくなってしまいます。それを防ぐのが、サラリーキャップ。このリーグでは、チームが選手に使って良いお金は○○万円までとして、その中で選手を獲得してくださいということです。

先ほど、リーグによってさまざまとありましたが、サラリーキャップのないリーグもあります。プロ野球、Jリーグ、ヨーロッパのサッカーなどはありません。アメリカでもっともビッグプロスポーツと言われているNFL(アメフト)には、存在します。NBAは少し独特な形で存在するのですが、ここでは時間がかかるのでやめておきますね。

さて、話がそれましたが、ここで本題。NBLのサラリーキャップについて説明しましょう。

NBLのサラリーキャップは
1億5千万円(税込、外国籍選手含む)
※選手契約期間は6月1日から翌年の5月31日までで統一です。

この額をどうとらえたかは人によると思います。
プロ野球の一流選手の一人の額より少ないとか、それでも選手15人だとしたら平均1人一千万を超えるのか?などさまざまでしょう。

このサラリーキャップの額を考えるには他のリーグや選手の給料など多くのことと比較し考えることが有効でしょう。

bjリーグは初年度が6千万円とされていて、上限を繰り返して現在は六千八百万と言われている。この額はNBLよりはるかに低いですね。さらに、この低いサラリーキャップですが、このサラリーキャップが機能してないと言われています。理由は、経営難。実際、サラリーの合計が一千万円台のチームもざらに存在し、0円契約の選手も多く存在すると聞きます。bjリーグに関しては、選手の権利や戦力の均衡ということを考えたとき、サラリーキャップの下限を作ることのほうが大事かもしれませんね。もちろん、リーグ存続や、チーム運営のことを考えたら、下限は作られないでしょうが、、、

とにかくbjリーグは六千八百万。この額はNBLのサラリーキャップを考えるときに大きな要素となりますね。

では、JBL時代(NBLはJBLからのチームが7チーム参戦)にはサラリーキャップは存在していたのでしょうか。あまり知られていないことですが、実は存在していて、NBLの説明会では「日本人選手だけの総額」で2億1千5百万円。また、外国籍選手にも上限があり、1人約18万ドル(約1千8百万)程度だそうです。外国籍選手が2人だとしたら、2億3千万程度ということになります。
それに比べたら、ずっとNBLは下がっているのですね。企業としては、完全社員のチームからしたら、企業で働いている分の給料も含んでいるということも言えるでしょう。JBLに比べたら、ずっと下がった。このことはどんなことを表すのでしょう。

ここまでをまとめてみます
NBL:1億5千万
bj:6千8百万
JBL:2億3千万程度(日本国籍2億1千5百万+外国籍一人につき18万ドル)

ではこの額からは何が考えられるでしょうか。
今回は長くなってしまったのでここまでにします。
次回のNBLについて考えるは
NBLについて考える ③サラリーキャップ2
今回の続きです。
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NBLについて考える ②参加チーム 
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NBLについて考える ②参加チーム [バスケ]

NBLがとうとう開幕しました。まず、NBLって何、参加チームは?bjがバスケのプロじゃないの?JBLはなくなったの?なんでリーグが二つあるの?などの疑問があると思います。NBLを考えていくにあたってこれらのことは考えていかなければいけないことです。

前回はそれぞれのリーグの活動理念等についてまとめました。
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今回はNBLの参加チームについてまとめていきます。
まず、NBLとは、新リーグです。
新リーグは元々、日本バスケットボールリーグ(JBL)と日本プロバスケットボールリーグ(bjリーグ、以下bj)を統合した完全プロリーグとして始動させる予定であったが、企業チームがプロ化に難色示したため条件付で参入を認め、一方でbj側が完全プロでないなどを理由に反発、最終的にはbjから千葉ジェッツのみの参入にとどまり、JBLと変わらずプロ・企業混在リーグとなりbjとの統合は実現ならず。なお、NBLが「日本唯一のトップリーグ」を標榜するのはこの様な経緯があったためである。初年度はJBL8チームを含む12チームが内定した。(ウィキペディアより)

もともと、「bjリーグ」は2005年に開幕した完全プロリーグで、JBLにいた2チーム(新潟と埼玉)が、プロ化がなかなか進まないJBLから脱退して作った独立リーグです。だから、JBLとは交流が断絶されていて、協会側とも仲が悪かった。ただ、協会側が歩みより、2010年にJBAの「公認リーグ」となりました。
今回はリーグ統合のために、新リーグを用意しJBLとbj側から参加チームを募ったんですね。
結果が以下の12チーム


レバンガ北海道 (JBLより)
リンク栃木ブレックス (JBLより)
千葉ジェッツ (bjより)
日立サンロッカーズ東京 (JBLより)
トヨタ自動車アルバルク東京 (JBLより)
東芝ブレイブサンダース神奈川 (JBLより)

西
つくばロボッツ (JBL2加盟のデイトリックつくばより参加権譲渡)
アイシンシーホース三河 (JBLより)
三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ名古屋 (JBLより)
和歌山トライアンズ (JBLパナソニックより参加権譲渡)
兵庫ストークス (JBL2より)
熊本ヴォルターズ(新規)

となっている
まとめるとJBL8チームの内7チームが、そのまま参入。パナソニックの参加権譲渡により、和歌山が参入。
bjからは千葉のみが参入。
JBL2より兵庫が参入。つくばロボッツがJBL2デイトリックつくばの参加権譲渡により参入。
新規で熊本が参入。
JBL・・・7(+1参加権譲渡)
JBL2・・1(+1参加権譲渡) 
bj・・・・・1
新規 ・・1
計参加チーム12となっている


別の見方をすると、
企業チームは
日立サンロッカーズ東京 
トヨタ自動車アルバルク東京 
東芝ブレイブサンダース神奈川
アイシンシーホース三河 
三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ名古屋 
の5チーム
さらに、企業チームと言っても、雇用形態はさまざまである。


プロチームは
レバンガ北海道
リンク栃木ブレックス
千葉ジェッツ
つくばロボッツ
和歌山トライアンズ
兵庫ストークス
熊本ヴォルターズ
の7チーム

さて、今回の一番のポイントはここNBLはJBLから名前が変わっただけと揶揄されがちだが、
企業チーム、プロは
JBL時は6、2
NBLでは 5、7
となっている。

これは、プロ化していくいう意味では大きな意味をもつと思う。プロチームの理論を主張しやすいです。
また、前述したが、企業のチームも1年の嘱託社員(契約期間1年、業務内容がバスケットボール)という企業もあります。もうほとんどプロと同じですね。
JBLが、企業色が強かったのに対して、各チーム興業を行うとして、流れがプロの方向に進んだのは間違いないでしょう。

NBLがプロ化して、、、という流れを明記していますが、JBL時代に比べそれが進んでいることは評価できるのではないでしょうか。
「③サラリーキャップについて(coming soon)」

NBL2.jpg

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①NBLについて考える ①bj JBLとの違い=活動理念をみる
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NBLについて考える ①bj JBLとの違い=活動理念をみる [バスケ]

NBLがとうとう開幕しました。まず、NBLって何?bjがプロじゃないの?JBLはなくなったの?なんでリーグが二つあるの?などの疑問があると思います。NBLを考えていくにあたってこれらのことは考えていかなければいけないことです。

今回はNBLを考える1回目として、活動理念、ビジョン等を他のリーグと比較して考えていきます。
NBL.jpg
まず、NBLとは、新リーグです。
新リーグは元々、日本バスケットボールリーグ(JBL)と日本プロバスケットボールリーグ(bjリーグ、以下bj)を統合した完全プロリーグとして始動させる予定であったが、企業チームがプロ化に難色示したため条件付で参入を認め、一方でbj側が完全プロでないなどを理由に反発、最終的にはbjから千葉ジェッツのみの参入にとどまり、JBLと変わらずプロ・企業混在リーグとなりbjとの統合は実現ならず。なお、NBLが「日本唯一のトップリーグ」を標榜するのはこの様な経緯があったためである。初年度はJBL8チームを含む12チームが内定した。(ウィキペディアより)
つまり、JBLがNBLになったという見方で大方間違いはありませんが、その理念等はどのように変化したのでしょうか。

NBLのミッション・ビジョン
●NBLのミッション
・選手、チーム。そして何よりファンや社会のために存在するリーグです。
・選手・チーム・リーグの共存共栄を図り、日本における最も品質の高いプロダクトとなることを目指します。
・日本の地域社会やスポーツの発展、バスケットボールの普及に寄与します。
・バスケットボール男子日本代表のオリンピック出場に寄与します。
・FIBAクラブチャンピオンズカップ出場チームの輩出を目指します。

●NBLのビジョン
・バスケットボールが日本において、野球、サッカーに並ぶ「第3のメジャースポーツ」を目指します。
・バスケットボールが日本のインドア競技において、「NO.1プロフェッショナルスポーツ」になることを目指します。
(NBLホームページより)

要するに、強い選手、チーム、リーグを作っていく。バスケをメジャーに、メジャーなプロリーグにしていくということです。



一方昨年までののJBLは以下の通りです。(長いのでスクロールしていただいても問題ありません)
昨年までのJBLの設立理念及び活動規範
●設立理念
・日本バスケットボールの普及・育成・強化
・豊かなアリーナスポーツ文化の振興
・日本国民の心身における健康への寄与
・スポーツを通した国際交流と親善

●活動規範
・強い日本のために― 果たすべき3つの DEVELOP (普及・育成・強化)
普及少年少女とバスケットボールとの出会いを日本全国で創出します。
・育成日本全国の学校や地域での、バスケットボールプレーヤー育成支援を強化します。 強化世界の舞台を想定したトップリーグを目指して、全チームの競技力向上を図ります。
・よろこび溢れるアリーナのために― 持つべき2つの力 (CS&SC)
よろこびの力 (CS:顧客満足)観る人全てに夢とよろこびを感じていただける、日本最高レベルの試合を提供します。
・「安全、快適、感動」を呼ぶ「アリーナ環境」と「大会運営・演出」を積極的に提案し、推進していきます。
・支え合う力 (SC:スポーツコミュニケーション)ファン、ボランティア、地域、自治体、企業、スポンサー、放送、メディア、バスケットボール以外のアリーナスポーツ、障害を持つ人々…、スポーツを通した多くの人達とのより良いコミュニケーションを力として、日本におけるアリーナ文化を豊かなものにしていきます。
・日本社会に広く根付くために― 目指すべき2つの目標(地域への深化と全国への広域化)
・地域への深化トップリーグのバスケットボールチームは、地域の皆様と共に生きることによって地域の財産であることを認めてもらえることを目標とします。
・全国への広域化トップリーグの参加窓口を、広く開放することによって、日本全国にトップリーグを目指すバスケットボールチームが誕生することを目標とします。
・スポーツビジネスとしての成立のために― 立つべき2つの視点(価値最大化と長期展望)
・価値最大化リーグ、チーム、選手の持つ諸権利を効果的に活用し、スポーツビジネスとしての発展のために、バスケットボールの持つ価値の最大化を図ります。長期展望クラブや選手が安心して目指すことのできるリーグとして、将来にわたって存在するために、安定した経営を持続できるビジネススキームを構築します。
・高度の競技環境を創出・維持するために、指導者制度、審判員制度、記録員制度等の競技周辺環境の整備を行います。
・世界と友好を深めるために― 構築すべき2つの関係(競技と業務)
競技アジアを始めとする世界のバスケットボールチームと、競技を通した友好関係を構築するための機会を創出します。 業務アジアを始めとする世界のバスケットボールリーグやチームと、事業、運営、登録等の様々な業務を通した友好関係を、人的交流を含めて構築していきます。
(JBLホームページより)

バスケの普及、育成、強化をしていこう。そして徐々にビジネスとして発達していけるようにしよう。ということですね。

以上のことを総括すると
JBLからNBLに変わった段階で、違うところは、より具体的に、世界からみた強化を目指していき、また、地域に密着して、プロ化、プロリーグにしていくということでしょうか。

名前だけが変わったともいわれている、NBLですが、「世界視点の強化」「地域密着」「プロ化・プロリーグ」という新たな視点が加わったことは確かです。今後、どのように、変化していくか、理念が実行されるかにも注目したいです。



最後にbjの活動理念等を紹介します。長いので、文言のみです。詳しく知りたい人は、bjリーグホームページをご覧下さい。
bjリーグ3つの理念
1. プロフェッショナル
2. スポーツ・エンタテインメント
3. グローカル &コミュニティ

bjリーグ7つのビジョン
1. 進化するリーグ
2. 事業性の確立
3. パートナーシップ
4 . 選手の権利と責任
5. エキサイティング・ゲーム
6. フェアネス&オープン
7. ブースター主義

内容については、文言からもある程度推測できますが、要はプロとして、地域に根差し、強化していく。またそのために、プロチームがお客様を大切にしていきます。と言ったところでしょうか。

内容的には、あまり変わらないですね。ただ、bjとNBLでは、規模が違ったり、母体の力違ったりと、なかなか統合には越えなければいけない壁が多いようです。

以上
NBLについて考える ①bj JBLとの違い=活動理念をみる
でした。

続き「②NBL参加チーム
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NBL 新人・移籍選手
戦力分析 ウェスタン
戦力分析 イースタン
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NBL 移籍・新人選手 2013 [バスケ]

NBLの移籍・新人選手についてまとめていきます。
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今年からNBLが始まり、ベンチ入りのルールが変わり、それに伴い移籍が多く行われました。また、熊本は新規チームで全てが移籍組となります。移籍については、JBL及びJBL2からの移籍は、NBLの移籍者リストに載っているので、載っていないbj組及び海外選手移籍についてまとめていきます。リストはこちら

レバンガ北海道
ジェロウム・テルマン(海外)
ジャミール・ワトキンス(海外)
片岡大晴(京都ハンナリーズより)

東芝ブレイブサンダース
鎌田裕也(新人・大東文化大学)
セドリック・ボーズマン(海外)

千葉ジェッツ
レジ―・オコーサ(bj岩手、エクアドルより)
アラン・ウィギンズ(海外)
佐藤博紀(bj千葉ジェッツより)
一色翔太(bj千葉ジェッツより)
田中健介(bj千葉ジェッツより)
他の選手はJBLからの移籍組

アイシンシーホース
比江島慎(新人・青山学院大学)
市岡ショーン(ショーンヒルクリー、アイシンより移籍)
ギャビン・エドワーズ(海外)

リンク栃木
熊谷尚也(日本体育大学)
トミーブレトン(日本国籍取得中・アメリカ)
ライアン・ロシター(海外)
ダリアン・トーンズ(海外)

日立サンロッカーズ
川島勇人(新人・関西学院大学)
石川海斗(新人・日本大学)
伊藤駿(新人・青山学院大学)
ダリアス・ライス(海外)
ダリル・ウェブ(海外)


トヨタ自動車
デビン・ウスコスキ(海外)


つくばロボッツ
井上ジョナサン(bj宮崎-通訳)
橘佳宏(bj大阪)
竹田智史(bj大阪)
中村友也(bj千葉)
ルビシャ・バーセル(海外)
ラマー・サンダース(海外)

三菱ドロフィンズ
長谷川智伸(新人・拓殖大学)
マグナム・ロール(海外)
アマット・ウンバイ(海外)

和歌山トライアンズ
マイケル・パーカー(bj島根)
リックリカート(bj大阪)
木下勲(新人・関西学院在学中)
中島良史(新人・天理大学)
丸山公平(新人・鹿屋体育大学)

兵庫ストークス
カール・ホール(海外)

熊本ボルターズ
根東裕隆(bj新潟)
デボーン・ワシントン(海外)
ラモント・ジョーンズ(海外)
高濱拓矢(新人・東海大九州)
高田慶太(bj岩手)
眞庭城聖(underdogクラブチーム)

以上です。
今年は、リーグ再編で、選手入れ替わりが激しかったですね。もう一度書いておきますが、これは他リーグからの移籍選手のみ記載しています。JBL、JBL2からの移籍はこちらをご覧ください。
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以上NBL 移籍・新人選手についてでした。

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NBL戦力分析 ウェスト
NBL戦力分析 イースト
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NBL 速報 開幕 ウェスタンカンファレンス 戦力分析 順位予想 [バスケ]

NBLが開幕しました(速報)。バスケのシーズンが来ましたね。開幕2戦の(速報)結果等はこちらです。
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昨日、28日に新リーグNBLが開幕しました。bjリーグとういう完全プロリーグとはべつのリーグで、企業とプロが混在しているリーグです。リーグに対する議論は又の回に譲るとして、今回は開幕したNBLの開幕2試合を分析し、今期のチーム力分析及び、順位予想等を行っていきたいと思います。

イーストに関してはこちら
今回はウェスト
開幕を終えてのNBL戦力分析 アイシン三河
 昨年の優勝チーム、アイシンシーホース。今年もウェストでは圧倒的な力を発揮すると予想される。土曜日は全員得点を記録、27点差で圧倒。比江島、金丸も加入し、死角なしのように見える。また、日本人枠でプレーする、桜木ジェーアールも健在。土曜はスコア上では6点差と接戦だったものの、まだまだ、選手を試しながら、戦っているように感じた。比江島、金丸が今後どのように、チームにフィットしていくか、また、外国人枠のヤング、エドワーズがNBLの外国人相手にどういうプレーをするかが、初代王者へのカギになるだろう。

開幕を終えてのNBL戦力分析 つくば
 昨シーズンのJBL2で戦ったデイトリック時代からのHC、ダンテヒル氏が引き続きHCを務める今年のつくばロボッツ。会社が変わった関係もあって、始動とチーム発足が遅れ、選手リクルートも十分行えなかった感が否めないつくば。戦力で劣る中、しっかりとしたチームを作り上げる手腕を持つヒルコーチがどこまで、チームを持っていけるか。また、bj出身の選手等がこのリーグにアジャストして、力を発揮できるかもカギだろう。また、PG中川がどこまでチーム力をたかめられるかも見ものである。

開幕を終えてのNBL戦力分析 兵庫
 昨シーズンJBL2優勝の兵庫ストークス。財政面の影響もあってか主な補強は、リンク栃木から梁川を獲得したのみ。ただ、HCがダニーヨシカワ氏に代わったことも今シーズンの注目点の一つ。この2試合、外国人ホール、ナイトはある程度通用することを証明した。また、Def面では、アグレッシブにボールを追いかけ、ディフェンスをチームの色にしようとしている姿がうかがえた。ただ、オフェンスはまだまだ、シンプルなオフェンスが多く、1対1が多い印象。とくにホール、ナイト、松崎、梁川が仕掛けるという感じで、ノーマークのアウトサイドシュートが少ない感じがした。シーズン最初にディフェンスを強化するのは、得策だが、今後オフェンスをどう持っていくか、日本人がどう得点していくかを見出せば、ウェスト上位も狙えるかもしれない。

開幕を終えてのNBL戦力分析 三菱名古屋
 全体的にベテランが多い印象の今年の三菱ドロフィンズ。五十嵐、朝山、伊藤、ウンバイ、ロールがスタメン。開幕2連勝したものの、戦力的に劣るものの兵庫相手に手こずった感じは否めない。まだまだ、チームとして、上手くいっていない。力が発揮されていない印象でした。ただ、それでも、兵庫に勝てると言うところはさすがという感じでした。ことし、3年目になるラングHCですが、今年こそはという気持ちも強いでしょう。まさに勝負の年ですね。チームをどう立て直して、戦うか。注目です。

開幕を終えてのNBL戦力分析 熊本
 シルバHCの初陣となった土曜は硬さもあってか、完敗。日曜日、熊本ボルターズはリードしていた展開から逆転負け。今回、特に日曜の試合で課題になったのは選手層の薄さ。まだまだ、手探り状態なのかもしれないですが、30分以上出た選手が3人。ジョーンズが29分。なかなか、厳しい台所事情なのでしょうか。ただ、小野、大宮が21点18点と活躍。ポイントガードがマッチしてくれば、勢いが出てきて、もっと活躍するのではないでしょうか。日曜は近藤がプレータイムを増やし5アシストと活躍しました。今後のカギはポイントガードと他の選手のマッチングか。

開幕を終えてのNBL戦力分析 和歌山
 bj島根から、ジェリコパブリセビッチ監督を招へいし、迎えた新生トライアンズは熊本に無事2連勝。外国人はジェリコ監督が戦ってきたbjから、パーカーとリックリカーとを獲得、また、アメリカ挑戦から帰国した川村を獲得。この3人が軸になる。この3人に加え、内海、木下がガードを務めるスターティング5。中務、青野がリザーブ。ガードの控えは阿部だがあまりプレータイムをもらえていない。全体的に、接戦の試合で選手交代の少ない監督のイメージですが、長いシーズンをどう戦うか見ものです。

以下ウェスト順位予想
1.アイシン三河
2.和歌山
3.三菱名古屋
4.兵庫
5.熊本
6.つくば
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アイシンはウェストでは圧勝するでしょう。2番手以降は混戦か?ただ和歌山が抜けている感じもするが、、、3位プレイオフ圏内に兵庫、熊本、つくばが絡んできたら、面白くなりますね。ぜひ絡んできてほしいです。
皆さんの予想はどうですか?
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NBL 速報 開幕 イースタンカンファレンス 戦力分析 順位予想 [バスケ]

NBLが開幕しました(速報)。バスケのシーズンが来ましたね。開幕2戦の(速報)結果等はこちらです。

昨日、28日に新リーグNBLが開幕しました。bjリーグとういう完全プロリーグとはべつのリーグで、企業とプロが混在しているリーグです。リーグに対する議論は又の回に譲るとして、今回は開幕したNBLの開幕2試合を分析し、今期のチーム力分析及び、順位予想等を行っていきたいと思います。
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ウェスト予想はこちら
今回はイースト
開幕を終えてのNBL戦力分析 レバンガ北海道
 開幕は、東芝を北海道に迎えての2連戦。スタートは、多嶋、桜井、折茂、ワトキンス、ティルマンです。主なバックアップ選手は野口、阿部、片岡でした。土曜は接戦に持ち込んだものの、10点差で敗戦、日曜日は完敗でした。感想は、よく戦っているなという感じです。選手層が少し薄い感じと、土曜日は野口、片岡が二桁得点を挙げるも、日曜日、日本人は折茂の8点が最高。正直そこまで得点力があるわけではない外国人二人が頑張って得点を挙げているという状況。もう少し、アウトサイドの得点が伸びてこないと、そういうオフェンスをしていかないと、上位浮上は厳しいように感じました。


開幕を終えてのNBL戦力分析 東芝神奈川
 開幕2戦は篠山、辻のアウトサイド人が活躍。東芝の強みは、帰化選手のジェフ磨々道。NBLは外国人選手1,3クオーターで2人、2,4クオーターで1人です。ただ、帰化選手は各チーム1人まで認められています。その帰化選手として、磨々道選手はプレーします。すごい帰化選手がいるかいないは大きな要因でしょう。インサイドは盤石です。また、開幕2試合を見たところ、ボーズマン、ファジーカスともに良い働きをしていました。大西、山下、栗原あたりがバックアップですが、安定観がある選手たちです。ただ優勝するためには、若いガード2人篠山、辻の成長が不可欠でしょう。


開幕を終えてのNBL戦力分析 トヨタ東京
 昨シーズン、プレーオフで涙をのんだトヨタですが、主力はほぼ入れ替わりがありません。トヨタの色は、プレイタイムを多くのプレーヤーでシェアするということ。40分のうち、二試合とも31分以上プレーした選手がいません。つまり、選手を多く使い選手は出ている間、全力で頑張り、疲れたらベンチに戻るというスタイルです。これによって、ハードなディフェンスを40分間行うことができますね。スーパースターに頼るのではなく、スター軍団が自分の仕事に臨むというスタイル。どこからでも点数がとれ、ディフェンス面を見ても穴がありません。ドナルドベック監督の意図が現れた素晴らしいチームで、優勝候補筆頭でしょう。


開幕を終えてのNBL戦力分析 リンク栃木
リトアニア遠征など、今オフにチーム力の強化及び、元リトアニア代表のヘッドコーチのバスケ、シレイカバスケを体現しようと、模索中のブレックス。田臥も怪我から完全復活し、得点アシストと存在感を表していました。川村選手を放出し、古川、渡邊を獲得し、選手がいれかわりました。渡邊、田臥の2ガード、Fに竹田または古川と少しサイズを落とし、足を使った布陣で臨む時間帯も多かったブレックス。スペースを狭め、インサイドに起点を持たせる。独特のピック&ロールを使う、そんな色のあるバスケットを見ることができました。また、トミープレトンという選手が日本人国籍取得中です。彼が加入したら、一気に勝ちまくるのではという期待もあります。まだまだ、未知数ですが、今年はシレイカの真価が問われる年。私は2連負けしたものの、トヨタに続く東の強豪には変わりないと感じましたし、更に成長するでしょう。


開幕を終えてのNBL戦力分析 千葉
 今年bjから戦いの場所をNBLに移した、千葉ジェッツ。また、HCに去年のbj王者、横浜からゲーリーHCを引き抜き。NBLからは小野と荒尾が移籍。Bjの6千800万というサラリーキャップとNBL1億5千万という差があり、おそらく、他の企業チームに比べてサラリーは少ないだろう千葉。日立は主力2人を欠いていたもの日立に2連勝。ゲーリーHCもトヨタのベッグHCと同じで、できるだけ、多くの選手を使うというスタイルです。今回は、日立から2勝もぎ取ったという印象でした。選手のレベルが、他より劣っているのは間違いないと思います。ただ、ハードワークでどこまで、勝負できるか。ゲーリーHCの真価が問われるでしょう。私は、プロという覚悟を持った者の強さを見せてくれる2戦でした。良い意味で期待を裏切ってくれた2戦でした。

開幕を終えてのNBL戦力分析 日立東京
 竹内、酒井を欠いた日立。新ヘッドコーチルイス氏はイギリス代表のアシスタントコーチの経験も持つコーチ。去年の小野HCからのスタイルを変えようと現在模索中。去年の中心G西村はプレータイムを減らされ、主力を欠いたチームの歯車が合っていないのは一目瞭然。全体的に、選手が戸惑っているという感じがした。また、選手層が薄く、選手を多く使わないため、後半スタミナ切れ、勝負どころでディフェンスが弱くなっていた。また、試合全体を通し、悪い流れを打破できる選手がまだ見つかっていない。シーズンを通しどう変わっていくか、注目のチームだろう。
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以上イースト6チームの戦力分析
 私の勝手の予想は
1.トヨタ東京
2.リンク栃木
3.東芝神奈川
4.千葉ジェッツ
5.日立東京
6.レバンガ北海道

上位3チームと下位3チームの差がある気がしました。私も予想する時2位と3位。4から6位は迷いました。みなさんの予想はどうでしょうか?


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