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NBLについて考える ①bj JBLとの違い=活動理念をみる [バスケ]

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NBLがとうとう開幕しました。まず、NBLって何?bjがプロじゃないの?JBLはなくなったの?なんでリーグが二つあるの?などの疑問があると思います。NBLを考えていくにあたってこれらのことは考えていかなければいけないことです。

今回はNBLを考える1回目として、活動理念、ビジョン等を他のリーグと比較して考えていきます。
NBL.jpg
まず、NBLとは、新リーグです。
新リーグは元々、日本バスケットボールリーグ(JBL)と日本プロバスケットボールリーグ(bjリーグ、以下bj)を統合した完全プロリーグとして始動させる予定であったが、企業チームがプロ化に難色示したため条件付で参入を認め、一方でbj側が完全プロでないなどを理由に反発、最終的にはbjから千葉ジェッツのみの参入にとどまり、JBLと変わらずプロ・企業混在リーグとなりbjとの統合は実現ならず。なお、NBLが「日本唯一のトップリーグ」を標榜するのはこの様な経緯があったためである。初年度はJBL8チームを含む12チームが内定した。(ウィキペディアより)
つまり、JBLがNBLになったという見方で大方間違いはありませんが、その理念等はどのように変化したのでしょうか。

NBLのミッション・ビジョン
●NBLのミッション
・選手、チーム。そして何よりファンや社会のために存在するリーグです。
・選手・チーム・リーグの共存共栄を図り、日本における最も品質の高いプロダクトとなることを目指します。
・日本の地域社会やスポーツの発展、バスケットボールの普及に寄与します。
・バスケットボール男子日本代表のオリンピック出場に寄与します。
・FIBAクラブチャンピオンズカップ出場チームの輩出を目指します。

●NBLのビジョン
・バスケットボールが日本において、野球、サッカーに並ぶ「第3のメジャースポーツ」を目指します。
・バスケットボールが日本のインドア競技において、「NO.1プロフェッショナルスポーツ」になることを目指します。
(NBLホームページより)

要するに、強い選手、チーム、リーグを作っていく。バスケをメジャーに、メジャーなプロリーグにしていくということです。



一方昨年までののJBLは以下の通りです。(長いのでスクロールしていただいても問題ありません)
昨年までのJBLの設立理念及び活動規範
●設立理念
・日本バスケットボールの普及・育成・強化
・豊かなアリーナスポーツ文化の振興
・日本国民の心身における健康への寄与
・スポーツを通した国際交流と親善

●活動規範
・強い日本のために― 果たすべき3つの DEVELOP (普及・育成・強化)
普及少年少女とバスケットボールとの出会いを日本全国で創出します。
・育成日本全国の学校や地域での、バスケットボールプレーヤー育成支援を強化します。 強化世界の舞台を想定したトップリーグを目指して、全チームの競技力向上を図ります。
・よろこび溢れるアリーナのために― 持つべき2つの力 (CS&SC)
よろこびの力 (CS:顧客満足)観る人全てに夢とよろこびを感じていただける、日本最高レベルの試合を提供します。
・「安全、快適、感動」を呼ぶ「アリーナ環境」と「大会運営・演出」を積極的に提案し、推進していきます。
・支え合う力 (SC:スポーツコミュニケーション)ファン、ボランティア、地域、自治体、企業、スポンサー、放送、メディア、バスケットボール以外のアリーナスポーツ、障害を持つ人々…、スポーツを通した多くの人達とのより良いコミュニケーションを力として、日本におけるアリーナ文化を豊かなものにしていきます。
・日本社会に広く根付くために― 目指すべき2つの目標(地域への深化と全国への広域化)
・地域への深化トップリーグのバスケットボールチームは、地域の皆様と共に生きることによって地域の財産であることを認めてもらえることを目標とします。
・全国への広域化トップリーグの参加窓口を、広く開放することによって、日本全国にトップリーグを目指すバスケットボールチームが誕生することを目標とします。
・スポーツビジネスとしての成立のために― 立つべき2つの視点(価値最大化と長期展望)
・価値最大化リーグ、チーム、選手の持つ諸権利を効果的に活用し、スポーツビジネスとしての発展のために、バスケットボールの持つ価値の最大化を図ります。長期展望クラブや選手が安心して目指すことのできるリーグとして、将来にわたって存在するために、安定した経営を持続できるビジネススキームを構築します。
・高度の競技環境を創出・維持するために、指導者制度、審判員制度、記録員制度等の競技周辺環境の整備を行います。
・世界と友好を深めるために― 構築すべき2つの関係(競技と業務)
競技アジアを始めとする世界のバスケットボールチームと、競技を通した友好関係を構築するための機会を創出します。 業務アジアを始めとする世界のバスケットボールリーグやチームと、事業、運営、登録等の様々な業務を通した友好関係を、人的交流を含めて構築していきます。
(JBLホームページより)

バスケの普及、育成、強化をしていこう。そして徐々にビジネスとして発達していけるようにしよう。ということですね。

以上のことを総括すると
JBLからNBLに変わった段階で、違うところは、より具体的に、世界からみた強化を目指していき、また、地域に密着して、プロ化、プロリーグにしていくということでしょうか。

名前だけが変わったともいわれている、NBLですが、「世界視点の強化」「地域密着」「プロ化・プロリーグ」という新たな視点が加わったことは確かです。今後、どのように、変化していくか、理念が実行されるかにも注目したいです。



最後にbjの活動理念等を紹介します。長いので、文言のみです。詳しく知りたい人は、bjリーグホームページをご覧下さい。
bjリーグ3つの理念
1. プロフェッショナル
2. スポーツ・エンタテインメント
3. グローカル &コミュニティ

bjリーグ7つのビジョン
1. 進化するリーグ
2. 事業性の確立
3. パートナーシップ
4 . 選手の権利と責任
5. エキサイティング・ゲーム
6. フェアネス&オープン
7. ブースター主義

内容については、文言からもある程度推測できますが、要はプロとして、地域に根差し、強化していく。またそのために、プロチームがお客様を大切にしていきます。と言ったところでしょうか。

内容的には、あまり変わらないですね。ただ、bjとNBLでは、規模が違ったり、母体の力違ったりと、なかなか統合には越えなければいけない壁が多いようです。

以上
NBLについて考える ①bj JBLとの違い=活動理念をみる
でした。

続き「②NBL参加チーム
NBL2.jpg
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