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レスリングのルール変更点 [レスリング]

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新ルールが公になったのは5月18日。審判や選手への講習会も行えない慌ただしいスケジュールのなか、初めての日本代表クラスの選手による試合が終わった。ロンドン五輪で審判員もつとめた斎藤修審判長は、審判員たちがまだ慣れないと前置きしつつも「大きく改善されていると思う」と新ルールに好意的な評価を下している。

 新ルールがこれまでと違う点は、大きく以下の4点が挙げられる。

【1】試合時間の変更。2分3ピリオドのセット制から3分2ピリオド制へ。
【2】対戦相手と7ポイント差になった時点でテクニカルフォールとなり試合の勝敗が決まる。
【3】消極的なレスラーに対する罰則手順を早め、強化。
【4】0-0で試合時間が終了したとき、従来のようなくじ引き抽選による延長戦は行わない。

 全体的に、攻撃を高く評価する姿勢が強まった。たとえば、相手の背後の位置をとることで得られるバックポイントの数え方が変更されている。これまでは、タックルなど攻撃した末に獲得しても、後出しジャンケンのように相手が攻撃するのを待った末でも、バックポイントは同じ1ポイントと数えられてきた。

 ところが、新ルールでは攻撃を仕掛けたならば2ポイントを獲得できる。今までより得点機会が増え、さらに7ポイント差をつければ試合に勝利できるため、試合では積極的に攻め続ける選手が増えた。

 そして、まるでくじ引き選手権だと揶揄されてきた0-0同点時の抽選による延長戦が廃止された。守るだけでくじ引きに賭けるという勝ち方はあり得なくなった。実際に試合を戦った選手からも「お互いに技を出し合い、攻めあうこちらの方がやりやすい」「くじ引きではなく、レスリングそのもので勝負がつく」とおおむね好評だ。
(ヤフーニュースより)


今回レスリングの五輪競技存続が決まったのは、このルール変更を積極的に行ったことでしょう。まず、現代のオリンピックに残る種目とはどういうものか?それを考えこれのルール改正が行われました。まず、ルールが明確であること、そして、見ていて人気が出るものでしょう。これは、ある意味、オリンピックを商業的に行うようになってから、放映権などの価値が存在するようになったので、ある意味仕方がない部分があります。しかし、まだ攻めの姿勢、守りの姿勢が何たるかの明文化がされていないなどの問題点もあります。兼ねてから言われているように、レスリングの円自体を狭くし、守る時間すらなくすような、ルール変更を行えば、より、白熱し、わかりやすく人気の出る競技になるでしょう。ただ、そこには、「伝統的な競技」の競技そのものが変わってしまう可能性も含んでいますが、、、

これで、一安心ですが、ゴールはオリンピックの種目に残ることではないはず。レスリングの伝統、競技特性をおおむね守りつつ、人気の出る種目にしていく、ルール変更などを今後も吟味していってもらいたい。

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